マーチンゲール法はバイナリーオプションでは使えない

マーチンゲール法はバイナリーオプションでは使えない

投資のテクニックは様々にあり、FXなどでもいくつか有効とされる方法はありますが、比較的新しい投資法であるバイナリーオプションでは有効な戦術がまだ定まっていない印象もあります。

 

同じ為替取引であるFXなどで試みられてきた投資法をバイナリーオプションで実践してみるというのも、あるいは勝率をあげる手段として有効となるケースもあるでしょうが、中には危険な取引になってしまう可能性もありますので、バイナリーオプションのルールなどと良く照らし合わせながら選んでいく必要があります。

 

 

FXのみならず、古典的ながら有効な投資方法としてマーチンゲール法というものがあります。

 

これは所謂倍々ゲームの手法のようなもので、一度の取引で負けてしまった場合に、投資金額を倍にしてポジションを取ると言ったものになります。

 

その時でも負ければさらに額を倍にして、負けたらまた倍に…とすることで、どこかで勝ちにありつくことができたら、それまでの損失を全て取り戻すことができるというわけです。

 

本来はカジノのルーレットで考案された方法ですが、FXを初め、従来の投資では比較的有効で有名な手段として知られています。

 

 

このマーチンゲール法をバイナリーオプションにも使うことで、負けを取り戻しながら利益を上げることは可能なのか、とは、おそらく誰しもが考えるところでしょう。

 

 

結論から言うと、どうやらルール上、またペイアウトの倍率の関係上、かえって損失を招く可能性が高い手法となってしまうようです。

 

その理由はペイアウト倍率と、投資金額の上限設定にあります。

 

そもそもマーチンゲール法は破産を早める危険な取引方法でもあります。

 

負けたら額を倍に…としますが、勝っても負けを取り戻すだけで、勝てる手段ではありませんし、この戦術は勝った時の投資金額は少ないので、利益もわずかでしかありません。

 

加えて、負けが込んできた場合には必要となる資金もどんどんふくれあがっていくために、実質的なマイナスに陥りやすく、頼れるのが運のみとなるため、やはりギャンブルの考え方である以上は有効とはなりにくいのです。

 

 

そもそもペイアウト倍率は基本的に2倍以下で設定されていることが少なくありません。

 

仮にペイアウト倍率1.9倍の時にマーチンゲール法で100円を投じて5連敗し、その後に勝ったとしましょう。

 

掛け金は1600円が必要となりますが、ペイアウトでの支払額は3040円となり、勝っても損失は−60円となってしまうことになります。

 

掛け金が100円であるため損失も少なく見えるかもしれませんが、損失が出てしまっている時点で有効ではないということになります。

 

唯一GMOクリック証券であればペイアウト2倍設定の取引があるので、こちらであればその理論には当たらないと言うことになりますが、それでも下記の問題点から、やはりマーチンゲール法は選択できません。

 

 

バイナリーオプションでは掛け金の上限が決まっています。

 

証券会社によって上限額には差がありますが、負けを取り戻すために掛け金を倍々に増やしていくというマーチンゲール法ではやがて上限に達してしまうと言ったリスクも発生することになり、資金的な問題以前に戦術として破綻することになってしまいます。

 

 

こうしたことからマーチンゲール法はバイナリーオプションでは戦術として使うことはできないと言うことになります。

 

この手法を選択するくらいなら、どうにかして相場や時間帯での流れを読み解いて、ピンポンとの予想を立てる方がよほど有効な手段となってくれることでしょう。